むくみの解消法を知れば対策ができます
夕方になるとふくらはぎがパンパン、立っているのが辛い、
靴の痕が足の甲にくっきり・・・なんてこと、ないですか?
これらは「むくみ」の典型的な症状ですが、
足のむくみに悩んでいる日本人女性は8割を超えると言われています。
むくみの正体や原因、辛いむくみを予防する3つの対策をご紹介します。
むくみとはどんな状態か?
- 夕方になるとジーンズや靴がキツい
- ふくらはぎを5秒ほど指で押すと、指の痕がくっきり残る
- 時間によって足の太さが違う
これらは見た目でわかるむくみの症状です。
むくみは体の中に余分な水分が溜まった状態です。
成人の体の6割は水分でできていると言われますが、
体内の水分は常に入れ替わっています。
でも、血行不良で水分の入れ替わりがうまくいかないと、
余分な水分が細胞間に溜まってしまい「むくみ」が起きてしまうのです。
むくみは、放っておいても治りません。
溜まった水分を排出してあげなければ、
むくみは蓄積して、どんどんひどくなってしまいます。
むくみになる3つの原因
むくみの主な原因は、この3つです。
- 運動不足
- 塩分の取りすぎ
- 筋力低下
運動不足は、筋力低下のもと。
筋肉には体の代謝を高めて体内の不要なものを排出する役割がありますから、
筋肉不足の人はむくみやすくなってしまいます。
なお、体の7割以上の筋肉は下半身に集中しているため、
むくみを解消するためには下半身の筋肉を強化するのがおすすめです。
また、塩分の摂りすぎも、むくみの大きな原因の1つ。
人間の体は、体内の塩分濃度を一定に保とうとする働きがあります。
塩分の強いものを食べると塩分濃度が高まり、
濃度を薄めるために体が水分を溜め込もうとします。
体内の水分が必要以上に増えてしまうことで、本来より脚がむくんで太く見えます。
効果的な3つのむくみ解消法
むくみは、疲れやストレスと一緒で日々蓄積されていきます。
「週末にケアしたから、平日はサボって大丈夫!」なんてことはないので、
毎日続けやすい解消法を3つ厳選しました!
@むくみ解消!ながら体操
運動不足による筋力低下は、むくみの症状をひどくします。
道具要らずの体操で、毎日のむくみを解消しましょう。
ふくらはぎのむくみに効果的なのは、
かかとを上げたり下ろしたりするだけの「つま先立ち体操」。
立ってやってもいいですし、電車や会社のイスに座りながらでもOKです。
太もものむくみは、血液循環を良くすると軽くなります。
ベッドや床の上にあおむけに寝て、両足をそろえてまっすぐ上にあげましょう。
足の裏で天井を押すようなイメージで、数十秒〜数分間キープします。
一日のむくみをとるために、寝る前の習慣にするのがおすすめです。
A食生活の改善
むくみを予防するためには、塩分の濃い食事を控えることが大切です。
特に、インスタント食品には要注意。
ラーメンはもちろん、
ヘルシーなイメージの強い「スープ春雨」もスープは残すのがベターです。
でも、塩分ばかり気にしていては食事を楽しめませんよね。